歌の練習が健康法

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これは、いつもの小道の畑のわきに植わっている、
わたしが毎年咲くのを楽しみにしている柏葉あじさい。
今年もたくさんの花が、ゆっくり開いてきた。
この白い花の、清楚なたたずまいが、好きなんだよね。


* * *


昨日はレッスンがあって、生徒さんに呼吸の話をしていました。

その時ふと思い出したのですが、
わたしは10年前とかは夏でも靴下をはいて寝ていたくらいの
重度の冷え性だったのに、呼吸を深く・・と気をつけてたら
いつしか、治っていたよなぁ・・と。


昔はかずかずのボイトレ教室に通い、
発声のメソッド本にかじりついたりしてたけど、
結局、何やかやと発声の仕方を勉強するよりも、
カフェ・ムリウイの朝ヨガがわたしには一番効いたのよね!
そこで呼吸を意識するっていうことを、教わったからです。


現代人(とくに都会に住んでる人)は息が浅くなりがち。
肉体も精神もちぢこまって、疲れやすくなるんですよ・・
呼吸に意識を向けるようにすると、
いろんなことが、変わってくるんです。
体も、ココロも、穏やかな、よい方向に。そしてたくましくなる。
わたしもずっとちぢこまってたから、
この違いがほんとによ〜く、分かります。
歌も、以前のように無駄にがんばらなくても、
響きが自然になって、楽に歌えるようになってきたよなぁと思う。


最近話題になっていた「体温を上げて免疫力アップ」も
呼吸を深くするだけで、かなりそれに近づけるよね。

「呼吸を深く」っていうのはどういうことかというと、
「吸う」よりも「吐く」長さを長めにすること。
鼻から、ゆっくり、深く、なめらかに。
普段の動作の中で、たとえば歩いてたり、家事をしたり
電車に乗っていたり・・もちろん仕事中でも。
いつでもどこでもできる、最も手軽で根本的な健康法かつ
歌の練習なんですよね、これが。

どうぞ、おためしあ〜れ。(^^)




2011-06-11 | Posted in ... Blog ...Comments Closed