駅名は 浮き世をうつす 鏡かな
ヘンな句ではじまって、すみません…。
お盆期間中は、お墓参りに行き、
その足で埼玉県内でも屈指の泉質と言われている神川町の
「白寿の湯」へ行きました。茶色く濁ったお湯で、
今まで入った温泉の中でもかなりパワーがあるなぁと感じました。
翌日、母が「ひび割れていたかかとがツルツルになった!」と
喜んでいて、電車とバスを乗り継いでも通いたいくらい、
この温泉をたいそう気に入ったようで、よかった…。
そして家のこと諸々でふだんなかなかできない親孝行を
少しはできたかな…喜んでくれたみたいだから、
ほんとうに、よかった。上の写真は、
ある日の朝の野良仕事のあとに寄った、
戸田のおいしいパン屋さんにて(母が写っています)。
コーヒーが無料で、テラスでパンを食べられるのです。
汗を流したあとのおいしいパンとコーヒー、格別の気分でした。
ロシア・エカテリンブルクでコンサートをした時に
通訳をしてくれたユーリャさんが日本へ来ていたので
会うことができました。友だちのオーリャさんも一緒。
二人ともびっくりするくらい日本語が堪能。まだ20代前半と、
若いのに…。しかも日本語の勉強を始めたのは大学に入ってから、と。
「谷中ボッサ」に連れて行ったあと、
葛西臨海公園へ向かったのですが(車で)、道中、
スカイツリーの脇を通りました。
私のもと地元のあたりなんですが、
「業平橋」という駅が「とうきょうスカイツリー」という駅名に
変わっていて、「わぁ〜〜、変わっちゃったよ!!(オドロキと
さみしい気持ちをこめて)」とひとり騒いで、
「昔、” 在原業平 “という人がいてね・・」と二人に説明しようと
したら、彼のこと、すでに知っていたみたい。す、すごいー!
「業平橋駅」の方が、ずっと風情があるのにねぇ…。
以前、墨田区には「玉ノ井」という駅もあったのにこれも
なくなっちゃった。
歴史を感じられる地名駅名は残した方がいいのになぁ。
私は、臨海公園の近くにも住んでいたことがありました。
ここの海風にあたったのも本当に久しぶり。
観覧車にもはじめて乗ってみて、
てっぺんから見る東京は、やっぱりでっかかったなぁ。