パン屋のアジサイ

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近所に行きつけのパン屋さんがあります。
とくに、このお店の「カンパーニュ」という
全粒粉の入った「田舎パン」の素朴なおいしさが私は大好きで、
ここのパンが食べられない生活はもう考えられないかも…?
というくらい今の名古屋ライフに欠かせないお店となっています。

ここでは、いつも入り口脇に季節の鉢植えを飾っていて
今日も雨の中行ってみたら、ひときわ鮮やかな
あまり見たことのない紫陽花が並べられていました。
きれいだなぁ、と見とれていたら…中からご主人が出てきて
これはこういう種類なんですよ、とひとつひとつ説明してくれました。

「パリジェンヌ」に「小町」に
「フェアリー何とか(忘れてしまいました)」…
へえ、そんな名前がついているんですか!素敵ですねぇ。と
ビックリしていたら「花が終わったら、挿し木で差し上げますね」と
言ってくださり、なんて優しいご主人なのだろうと感激。
アジサイは、挿し木で簡単に増やせるのだそうです。
ご主人は、こう申し上げては何ですが「テツandトモ」のトモと
「なぎら健壱」を足して2で割ったような風貌。失礼ながら
この素敵なお花たちはご主人のセレクトだったのか、と気づいて
(店員の女性かと思ってた。。)自分の人を見る眼のなさに反省したり…。
そう、こんな心優しいご主人だからこそ
ホッとするパンたちが生まれるのだから。
お客さんがひっきりなしに買いに来る、
町で愛されている小さなパン屋さんなのです。

* * *

もうすぐ、「谷中ボッサ 夏至の夜のキャンドルライト」は
23日(日)です。オールスイッチオフですので、
どうぞ涼しい服装でお出かけくださいね。


2013-06-20 | Posted in ... Blog ...Comments Closed