2010-03

春先のおもい

通りを歩いて、
梅や沈丁花の香りにふわん、と出会う。

梅の香りをかぐと、
実家のちかくにあった梅林を思い出す。
夜になるととくにその花の白さが
闇に浮かび上るのとともに香りがぐっと増して、
怪しいくらいの生命力を放っていたのだけど
あっという間に更地になって、マンションが建ってしまった。
今住んでいるところの並びにも、つくし畑があったのに、
そこに道路を建設中。斜めむかいはカモミール原っぱだったけど
建売住宅が10軒も建っちゃった・・と、なんだか
春先はせつない思いがわきあがってくることもあるんです。

今や春といえば「ウキウキ」どころか
「ゆううつ」な声の方がよく聞こえてくる。
今年は、花粉の量は、どうなんでしょうね。
私はごくごく軽症なんですが、まだ・・。

ベランダのミモザも、咲きました。
去年より、たくさん咲いてくれてうれしい。
でも今年は咲き始めるのが早かったなぁ。
2月はあれだけ寒かったけど、この冬を大きく見ると
やっぱり暖冬ということだったのかしら。

このところ、いろんな方と
思わぬところでばったり！が結構あります。
近所のとんかつ屋さんでご飯を食べてたら
アコーディオンの佐藤さんにばったり会いました。
練習室でやる予定だったヨガと縄跳び練を短く済ませ、
ムリウイでのライブを見させてもらいました。
ダンスとアコーディオンのからみ、妖艶です！
この春先にあっての、ふくいくたる香り、
とでも言おうかしら。



ときわ

猫の手とお寺と

ニット作家のよねさんの
「猫の手も借りたいあなたの週末に」展に
行ってきました。

かわいい猫の手袋がいっぱい、
間間間（さんけんま）の土間で
ふわふわと踊るように吊らされていて
なんだか手袋たちがみんな、
「るんるん♪」って楽しそうに見えました。
よねさんの手紡ぎの作品は
見た目も肌ざわりも、お人柄そのまま、
ほわ〜んとあったかい。
じぼ・あん・じやんのご飯も
始めていただいて、野菜たっぷりで美味しくて、
ますます元気になりました。

その後、小石川のカフェ「さと和」での
禅僧茶房へ。若いお坊さんがたくさんいらして、
お客さんたちにお寺の話などをしていて
とても活気づいていました。
仏具や、仏教に関する本やマンガもたくさん
紹介されていて、お寺に親しみがもてる、
面白いイベントだなあと思いました。
ここで配られていたフリーペーパーに、
私と新美くんのインタビューを載せていただいています。
禅僧茶房のHPの「インタビュー企画」にも載っています。

ときわ