色も心も値千金

あっという間に12月。朝の散歩をしに行く公園のもみじが鮮やかに染まっていました。耳をすますと、渡り鳥の声がたくさん聞こえてきます。母の認知症のことで笑い泣きの日々(^^)、家族皆元気にやっています。「認知症」という言葉も正直あまり使いたくありませんね…(私の祖父もアルツハイマーで、昔は「痴呆症」と言ったものです。これもちょっとヒドい言い方ですが)病気というよりは、結局はその人の人生を重ねる中での自然現象なのでしょう。医療面と福祉面の両方でどのように対処してくれるのかをここ数年見てきましたが、やはり福祉に携わる方々には本当に頭の下がる思いです。片や5分で診察して薬を出す、片や根気よく付き合って直接気持ちを交わしてくれるのですから。政府もアメリカからステルス戦闘機100機を買うくらいだったら、こういう地味に地道に社会を支えている人たちにもっと手厚くして欲しいと切々と思います。手を握ったり、肩を抱いたりして「大丈夫だよ」と伝えてあげる、人の心の尊さよ…。

今週は、金曜日に三軒茶屋のレストラン・アンシェーヌ藍でランチコンサートがあります。冬の入口に、すてきな曲を揃えました。新美さんはガットギターに加えて、自ら超改造したアンプとともにエレキギターも弾いてくれます。今年最後の演奏になります。平日の昼間ですがご都合よろしければどうぞいらしてくださいませ。

 


2018-12-02 | Posted in ... Blog ...Comments Closed