私の愛すべきペンたち

160304

外は春の雨。
朝の気温が高くなってくると、冬仕様のふとんの中がヒートアップして、うなされて起きる。へんてこな夢ばかりみて目覚めるこの頃。これも私にとっての春先の風物詩。あまりに面白い夢は日記に書きとめたりする。

高校生のとき父が高価な万年筆を贈ってくれたのだけど、左利きではどうもあの立体的なペン先で美しい線が書けず、結局その万年筆は父のペンケースに収まっている。左利きでも書きやすい万年筆はないものかと文具売り場をつぶさに探してたどり着き、ずっと長いこと愛用しているペン。一番下のは万年筆じゃないけど、譜面のコードを書くのにちょうどいいプリントゴッコ用の大好きなペン。製造中止になっちゃったのはなんとも淋しい。

やっぱり「書き言葉」はいいな。紙に書いたことば、紙に印刷されたことばが好き。今年の目標のひとつに「古典を読む!」というのがあったのだけど、あれれ・・・?「何百年も、千年も二千年も前の人と対話できるんだから!」と書いてあったのをある本で読んで、そうだようなあ!と強烈に思ったのです。時空を旅することば、ことばで時空を旅する私たち。


2016-03-09 | Posted in ... Blog ...Comments Closed