陶器の町のうな丼文化

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どーん!と鮮やかに卵焼きです。
この間お友だちが東京から遊びに来てくれて、
一緒に岐阜県多治見市へ向かいました。

まず訪れたのは明治創業・老舗のうなぎ屋さん。
友だちの高校の同級生さんが、こちらの若女将をしてらっしゃるのです。
若女将さんのお話では、なぜ多治見に鰻屋が多いかというと
多治見は昔から陶器の町で、熱い釜を相手に体力勝負の仕事の合間に
さっと食べられる貴重な栄養源だったそうです。
だからこちらでは「重」ではなく、かきこめる「丼」なのだと。
なるほど〜。

・・・そうです、この卵焼きの中には鰻が巻かれております。
なんてゼイタク。個室でゆっくり、お友だち、若女将さん、
ご主人との会話も楽しく食事をしているうちに、
肝心の「ひつまぶし」を撮るのを忘れてしまいました。
ほうじ茶でいただくひつまぶしは(名古屋では「だし」ですものね)
爽やかで美味しかった。他にも鰻づくしのお料理をいただいて
目も舌もココロも喜んで栄養満点になってお店をあとにしました。

 

 


2013-05-24 | Posted in ... Blog ...Comments Closed