アジサイの表紙

 

090616 ずっと昔の日記にも
書いたことがあるけど、
紫陽花の季節になると、
必ず思い出す人がいるんだ〜。

私が中学2年の時に急逝された、
演劇部の顧問の先生。
杖とパイプがトレードマークの
おじいちゃん先生だったけど、
でも考えてみれば
まだ50代だったもんねぇ、
まさか、突然、のことで
みんなびっくりだった。

お別れの作文を学年のみんなで書いて、
なぜか私が、その文集の表紙の絵を
任されたんだ・・・

何を描いたらいいの???って
すごく悩んだ末、
目に飛び込んできたのが、
通学路に咲いている紫陽花だった。

一枚一枚、花びらを足していって
大輪のあじさいを仕上げたように
記憶している。

まともな絵を描いたのは
後にも先にも、この時だけだったと思う。

表紙の絵を描くように、と命令した
担任のガマ先生も、3年前に亡くなった、と
聞いた。
もう一度、会えれば・・・
昔よりはもうちょっと大人な会話も
できたと思うんだけど・・・

中学生のもんもんとしてた自分と
現在の自分が出会う季節でもある。
今は今で、悩みもあったりするんだよね。
そんな話も、先生に聞いてもらえたら、
「そんなことでウジウジするな!」と
一喝されるかな、とか
想像したりするのだ。

あら、今日のにっきは「ですます」調じゃなかった・・・

 


2009-06-17 | Posted in ... Blog ...No Comments » 
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