はる


立春が過ぎて
陽射しがほんのりあたたかく
感じられる午後でした。

写真は今日の
近所の蝋梅、満開です。

「春」の語源は
万物がみな張り出してくる季節だから
「張る」という説もあるそうです。
これから、その張る足音に
ゆっくり耳をすましてみたいと思います。


先日、アダン・オハナ・ギャラリーで
おおたか静流さんの流しライブ(!)を
見てきました。

艶やかな生声が
空間を満たしてくれる喜び。
日本の叙情歌がたくさん。
美しく、楽しかったです。

「冬の星座」や「朧月夜」など
季節の歌も、ほんとうにきれいで。

春の息吹を運んでくれるような
歌声でした。

このライブを見て、
実家に「日本抒情歌全集」というのが
あったなあと思い出して、
パラパラ見ていたら、
解説に、さっきの
春の語源のことが
書いてあったのでした。

そういえば「声を張る」という
言葉がありますが
おおたかさんは、生音でも、
「張る」感じじゃないのです。
ふんわり、でもしっかりと、
包んでくれる歌声なのです。
2008-02-05 | Posted in ... Blog ...No Comments » 
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