2017-04
ぶらりと島根の旅〜出雲へ
以前はご近所づきあいだった母の友人の織物作家さんを訪ねるため、母と二人、私にとっては初めての島根にいってきました。
出雲空港に到着する前、宍道湖の上を滑るように降りていく。飛行機はあっという間すぎて、はるばる遠くまで来たんだ…という実感がなかなか湧いてこなかったです。
空港から出雲大社までのバスの中から。水を張ったばかりのたんぼに混じって青々とした麦畑が広がる。遠くにゆるやかな山並み。ああなんかぽか〜んと開けていて気持ちいいな。
まずは割子そばで腹ごしらえ。
スケールが大きいです。とうとう、来れました。出雲大社へ。
拝殿まで松の参道がつづく。新緑の風が心地いい。歩きはじめると、ポトリ、と鳥の落し物が手に持っていた上着に。「運」がついたかな(笑)
八重桜が満開でした。
出雲大社では「二礼四拍手一礼」と知りおどろきました。神様への敬意を表すためだそうです。近くの神社へはよくお参りするので、四回手を打つのは新鮮です。
出雲大社は60年に一度の遷宮があり、一昨年行われたばかりだそうです。伊勢神宮よりゆったりしたサイクルなんですね。
神楽殿の注連縄は日本一の大きさだそうです。中からちょうど祈祷中のお神楽がゆるやかに流れてきました。
出雲大社のお隣、北島国造館の敷地にある天神社。小さなお社ですが、周りを囲む水辺の景色を含めてなんとも清々しい。
さらにお隣、命主社(いのちぬしのやしろ)では樹齢1000年のムクの木がしずかに迎えてくれました。
休憩タイムは冷たい「出雲ぜんざい」で。ここまで結構歩きました。この後、やはり大社のお隣の古代歴史博物館で圧巻の銅剣・銅鐸を見て、出雲風土記のことを知り、気分は国つくりの時代にタイムスリップ。さらに日没前に海が見たい!と日本海へ向かっててくてく歩きました。
「稲佐の浜」に来ました。「神在月」になると全国の八百万の神が、この浜から、出雲へ入ってくるそうです。そして集まった神々は人々みんなの「縁」をどうつないでいくかを会議するのだそうです。曇りがちだったので夕日は見られませんでしたが穏やかな海の向こうをしばし眺めていました。
浜を去ろうとした時に同じく散歩中の先客と出会う。ここによく来ているみたいね。
たくさん歩いた後は、温泉とお魚と日本酒で疲れを癒やしました。
2017-04-30 | Posted in ... Blog ... | Comments Closed
クスノキの落ち葉&アンシェーヌ藍 ありがとうございました
春らんまんのこの時期に、落葉する木があります。それはクスノキ。神社の境内の大楠が、風がそよぐたび、ぱらぱら ぱらり…小さなみどりの葉が落ちてきます。地面に落ちた葉を神社のお守りのおばさんが掃き集めていたのが山のようになっていました。クスノキが、春に葉を落とすなんてなぜだろう。秋だと広葉樹たちの落ち葉と一緒になって、おばさんが掃くのがたいへんになっちゃうからかな?おばさんへの思いやりだったりしてね、ふふふ。
先週はアンシェーヌ藍でのランチコンサートでした。春の歌を…と思い、何とものどかな「宗谷岬」という歌をうたいました。作曲したのは船村徹さん。私はちあきなおみさんが歌う船村メロディーが大好きで、いつだったかテレビで船村さん、ちあきさんは音符に記していない心のひだのようなものも表現できる歌手だ、と語っておられたのが印象に残っています。しかし船村メロディーにはこんな素朴な歌もあったのですね。
お店の窓から大きな桜の木がまだ花をつけているのが見えて、いつも演奏中は閉めるブラインドを開けてもらいました。終了後にお客さんが、アンコールの時に鳥が2羽木に止まって、ずっと聞いているみたいだった、と言ってくださり嬉しかったです。お越しくださった方々、お店のスタッフのみなさんに心から感謝します。
2017-04-20 | Posted in ... Blog ... | Comments Closed
2017年6月30日(金)
柏 Studio WUU
千葉県柏市柏1-5-20 プールドゥビル5F
04-7164-9651
JR常磐線、東武アーバンパークライン「柏駅」中央東口より徒歩3分
「〜今宵、この歌。〜」
木下ときわ(vo) 中島明子(p) 新美博允(g)
Open 18:30 Start 19:30
ご予約¥2500 / 当日¥2800 +ドリンク代
リハーサルの様子はこちら↓
この日はジャズピアニストであり弾き語りもされている中島明子さんとの初共演です。ジャンルを超えて南米の歌から日本の歌まで、明子さんのピアノとのデュオを中心により広がる世界観を楽しんでいただけることでしょう。スタジオ・ウーでは久しぶりのワンマンライブ。柏駅から近く、居心地いいお店です。上野東京ラインで都心から柏へのアクセスもしやすくなりました。ぜひお越しくださいね(^^)