2008-02

はる


立春が過ぎて
陽射しがほんのりあたたかく
感じられる午後でした。

写真は今日の
近所の蝋梅、満開です。

「春」の語源は
万物がみな張り出してくる季節だから
「張る」という説もあるそうです。
これから、その張る足音に
ゆっくり耳をすましてみたいと思います。


先日、アダン・オハナ・ギャラリーで
おおたか静流さんの流しライブ(!)を
見てきました。

艶やかな生声が
空間を満たしてくれる喜び。
日本の叙情歌がたくさん。
美しく、楽しかったです。

「冬の星座」や「朧月夜」など
季節の歌も、ほんとうにきれいで。

春の息吹を運んでくれるような
歌声でした。

このライブを見て、
実家に「日本抒情歌全集」というのが
あったなあと思い出して、
パラパラ見ていたら、
解説に、さっきの
春の語源のことが
書いてあったのでした。

そういえば「声を張る」という
言葉がありますが
おおたかさんは、生音でも、
「張る」感じじゃないのです。
ふんわり、でもしっかりと、
包んでくれる歌声なのです。
2008-02-05 | Posted in ... Blog ...No Comments » 

 

お味噌作り


関東地方は雪やこんこんです!

右の景色は先週、
福島に行ったときのもの。
雪をまとった山の木々が
神々しく目に映りました。

去年につづいて二回目、都路村での
お味噌作りに参加です。

山の作業小屋で、
大豆を大きな釜で煮て、麹をほぐし、
煮豆をこねて・・・
体を使う作業はすがすがしくて、
寒かったですが、
心をあたためてくれる一日でした。

東京に帰ってきて、服や髪についた
薪のにおいが、いとおしくなります。

この日は吉田慶子さん、とぼとぼさんことイーズカさん、
切り絵作家の大河原裕也さんもご一緒でした。
いつもお世話をしてくださる、郡山プレイタイムカフェの
よしえちゃん、てつさん、みなみなさま。
どうもありがとうございました。


朝、作業小屋まで向かう途中、
雪の下り坂で車がスピン!(ゆるくですが)
さすがにドッキリして、声も出ませんでした。
帰りは玉の湯温泉であったまり、
常磐道の四ツ倉SAでお魚定食を食べました。

この日に仕込んだお味噌は、
次の秋が深まる頃までゆっくり寝かせます。









fotos by tobotobosan
2008-02-03 | Posted in ... Blog ...No Comments »