■ロシアの旅 フォト日記〜in Ekaterinburg〜
- その1 モスクワに到着
- その2 モスクワで演奏
- その3 エカテリンブルグの雪桜
- その4 ラジオに出演
- その5 一生分の花束
●その3 エカテリンブルグの雪桜
翌朝、モスクワからエカテリンブルグへ移動。ここまでお世話してくれた別府さんは同行しないので、日本チーム3人で不安と緊張を抱えつつウラル航空に乗り込みました。
機内放送はロシア語のみでチンプンカンプン。隣のビジネスマンはノートPCでずっと仕事をしていました。無事に着陸した瞬間、乗客のあちこちから拍手がわき起こりました。隣のビジネスマンもパチパチと。
空港で、現地の日本文化センターのマリーナさん、通訳のユーリャさん達と初対面。明るく出迎えてくれました。ホテルに荷物を下ろすやいなや、地元テレビ局へ、番組の収録!
インタビューを受け、2曲演奏。打ち合わせもそこそで、あれよあれよという間でした。右端の方が司会者さんで、みのもんたさん風。
その後、大学の日本語履修生の集いへ伺いました。女の子が9割、といったところでしょうか。みんな熱心で、日本語が本当に上手です。そして、とてもおしゃれでかわいい!
スカーフを素敵に着こなしている子が多かったです。日本の話や、意見を交わしたりして、歌も数曲歌いました。
会が終わってから、お花をくれる子や、サインを求めてくれる子…すっかりアイドル気分になってしまいました。「日本人」というだけで、こんなに歓迎されるなんて!
その、大学の構内で偶然とおりかかった廊下で私の歌を漏れ聞いていた男性が、たまたま手に持っていた自作の絵を、「声がとてもきれいだったから」とプレゼントしてくださったのです。感激でした。
ロシア料理のお店「クルシヴェリ」はどれもこれも絶品でした。野菜やお魚が中心ですし、ちょっと酸味の効いたお料理なんかも日本人の口に合うと思います。黒パン(ライ麦、はちみつ、コリアンダーも入っています)の滋味に心底惚れました。
みんなで食事をしていると窓の外で春の雪が舞っていて、街路樹の枝にふわりと積もっていました。
その様子をマリーナさんが「雪桜のようですね」と。お店を出たら、静けさと街路灯の色とあいまってなんともやさしく幻想的。この風景がアルバムジャケット絵のモデルになりました。
■ロシアの旅 フォト日記〜in Ekaterinburg〜
- その1 モスクワに到着
- その2 モスクワで演奏
- その3 エカテリンブルグの雪桜
- その4 ラジオに出演
- その5 一生分の花束