クスノキの落ち葉&アンシェーヌ藍 ありがとうございました

春らんまんのこの時期に、落葉する木があります。それはクスノキ。神社の境内の大楠が、風がそよぐたび、ぱらぱら ぱらり…小さなみどりの葉が落ちてきます。地面に落ちた葉を神社のお守りのおばさんが掃き集めていたのが山のようになっていました。クスノキが、春に葉を落とすなんてなぜだろう。秋だと広葉樹たちの落ち葉と一緒になって、おばさんが掃くのがたいへんになっちゃうからかな?おばさんへの思いやりだったりしてね、ふふふ。

先週はアンシェーヌ藍でのランチコンサートでした。春の歌を…と思い、何とものどかな「宗谷岬」という歌をうたいました。作曲したのは船村徹さん。私はちあきなおみさんが歌う船村メロディーが大好きで、いつだったかテレビで船村さん、ちあきさんは音符に記していない心のひだのようなものも表現できる歌手だ、と語っておられたのが印象に残っています。しかし船村メロディーにはこんな素朴な歌もあったのですね。

お店の窓から大きな桜の木がまだ花をつけているのが見えて、いつも演奏中は閉めるブラインドを開けてもらいました。終了後にお客さんが、アンコールの時に鳥が2羽木に止まって、ずっと聞いているみたいだった、と言ってくださり嬉しかったです。お越しくださった方々、お店のスタッフのみなさんに心から感謝します。

 


2017-04-20 | Posted in ... Blog ...Comments Closed