すんなりと

母の付き添いで行っているとある歯医者さんの待合室にはモニター画面が天井から下がっていて、いつも映画を(音声を消して)流しているようです。最初に行った時は「Shall we dance?」で、２回めは「白雪姫」でした。あのディズニーの古いアニメの、です。

字幕がついているので内容がよくわかりました。母の治療を待っている間に、ほんの一部分しか見られませんでしたが、なんと示唆に富んだ映画なんだろうかと思って見ていました。森の中にある小人が住む小屋に白雪姫が迷いこむシーンのあたり。七人の小人はそれぞれ個性があって、時にはぶつかり合ったり誤魔化したりするのですが、言い合いながらもお互いに違いを認め合う。受け入れる。そして共に生きていく。

白雪姫と小人たちが出会ってすぐ自然に打ち解けるところ。なんの前置きも壁もなくっていいなあ。私なんかは仲良くなるまでとか本題に入るまでにホント時間かかってたよねえ…なんて振り返りながら。こんな映画を待合室で流してる歯医者さんも、単刀直入で理屈っぽいところもなくて、感覚で動く方。「見栄を捨てたら生きるのが楽になった」なんて話もしてくれる面白い先生です。ご縁とは不思議なものです。

：　：　：　：　：　：　：　：

2月5日(金)は、三軒茶屋駅からすぐのレストラン「アンシェーヌ藍」にて、フレンチディナーつきのライブがあります。
美味しいお食事と、歌とギターをゆったりとお楽しみいただければと思います。
＜2/5(金) レストラン アンシェーヌ藍＞