「音楽家の本棚」その2

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雨がざぁざぁと降って、気温が一気に下がりました。
まだ…金木犀は香ってくれています。
この秋、2回目のお鍋をしました。あったまるね、やっぱり。


「音楽家の本棚」のつづきを書きますね。

●自暴自伝 村上ポンタ秀一
日本を代表するスーパードラマー、
ポンタさんの語り口はやはり痛快なビート感です。
そして、すごく「歌」を大事にされている方なのです。
ジュリーのバックをやられていた時のお話も(♪)。
ミュージシャンという生き方、まぶしいほどにかっこよい。

●素顔 八代亜紀
2年前、福島の「For 座 rest」ではじめて八代さんの
生の歌を聞いた時のことが忘れられません。
歌うことで大事にされていること、
30代の時はとても苦労されていたことなど、
個人的に勇気づけられるお話がいっぱいなのです。

●アマゾンの侍たち×岡本太郎
NPO法人「熱帯森林保護団体」が2007年に
ブラジルのインディオ・カヤポ族の長老を招き、
展覧会や講演などのイベントが行われました。
その時に発行されていた写真集です。
インディオたちの顔と、岡本太郎の言葉を目にすると
自分の中から力が湧いてくるよう…。

●森の中からジャズが聞こえる リンダ・マンザー
パット・メセニーのギターを製作している
カナダ人女性ギタービルダーのインタビューをまとめたです。
森も木も、ギターも、それを演奏する人ももちろん、
すべて魂を持っていて、エネルギーがある。
メセニーの音楽にのめりこんでから、森や自然を
強く意識するようになった、きっかけの本です。

 

以上、5月にcartaさんに出張してくれた本たちでした。
私はやっぱり「歌」が好きで、
歌い手さんの「華」とか「人間臭さ」とか
「いじらしさ」を感じるのが大好きなんです。
生きてるって、うれしいことも失敗することも
それを抱きしめてあげる自分も、全部ひっくるめて
「華」ですし、そこから歌が生まれてくるんだろうなあと。

明日はどんな歌に出会うでしょうか。

cartaさん、あらためて、
素敵な企画に参加させていただいて、
本当にありがとうございました。

 


2012-10-24 | Posted in ... Blog ...Comments Closed