原発関連の本

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ブログの更新、ちょっと久しぶりになっちゃいました。
残暑が厳しいですね〜。
9月に入るとうちのまわりで聞こえる蝉の声は
もっぱら「ツクツクボウシ」。
夏が名残惜しそうに鳴いています。


8月末に、日帰りであぶくま行脚をしてきました。
川内村の小屋の様子を見に行って(小屋はつぶれてなくて
ホッとしたけど、中がかなりシェイクされてました)、
田村市の、ライブもさせてもらったことのある
里山喫茶「きらら」を訪ね、
そして郡山へ、お友達のお見舞いに行きました。


写真は川内村の小屋のとなりにそびえている
でっかいアカマツ。秋には松ぼっくりを
たーくさん落としてくれて、大好きな木なんです。
震災以降はじめて来たけれども木々や山々はなんにも
変わっていない。福島の自然は、やっぱり美しい。
ただ、人の気配が消えて畑は何もされず、
里の雰囲気がまったく変わってしまったのが
すごく、さみしかったのです。


この、さみしさの元となるものをもっと分かりたくて、
読んでいたいくつかの本が、どれも、
すごくいい本で大事だと思ったので、
ここで紹介しておきますね!

福島 原発と人びと (岩波新書) 福島 原発と人びと (岩波新書)

福島の「声」を聞こう!とくに東京電力の電気を
使っているわたしたち首都圏の人たち。


 

福島原発の闇 原発下請け労働者の現実 福島原発の闇 原発下請け労働者の現実

1979年に描かれていた、原発労働の実態と警告。
水木さんの絵が胸に迫ります。


 

原発のウソ (扶桑社新書)原発のウソ (扶桑社新書)

原発と電気事業のしくみがとてもよく分かる。
子々孫々に安全な地球環境を引き渡していく
ただ一つの道は「知足」だ、と小出さんは説いています。

 

 

「知足」って、思いやりなんだと思います。
まわりと、自分への。
求めすぎていないか、栄養を取り過ぎていないか、
バランスが心地よく取れているかなーと想像してみる、
思いやりです。自分は、できているのだろうか。

 


2011-09-15 | Posted in ... Blog ...Comments Closed