リオ40度


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立葵に会うと、いよいよ夏が始まるなあという感じがします。
昨日の夕暮れ時に公園でなわとびしてたら
今年初めて虫に刺されて、あら〜お久しぶりね〜という
ちょっと嬉しいようなくやしいような・・

 

先月、お茶の水にあるアテネ・フランセ文化センターで
ブラジルの映画監督、ネルソン・ペレイラ・ドス・サントスの
作品特集をやっていたので見に行ってきました。
1957年の「リオ40度」。
それ以降のブラジルの音楽や文化に影響を及ぼした映画、
という話を何かで読んだことがあったので、
ぜひ見てみたかったのです。

未だに、あの映画の余韻が心に漂っています。
サンバで始まり、サンバで終わる。
空から見ると、ほんとうに美しい街・リオでは
貧困、陰謀、友情、愛・・人間たちが
それぞれに懸命に生きて、苦しみ、希望をもち・・・

どろどろになっても、もがいても、
生き抜くということはそれだけで美しいんだ、
この2010年代の東京でも。
そんなふうに新鮮な力が湧いてきたんです。
この映画を見て。

 

ときわ


2010-06-09 | Posted in ... Blog ...Comments Closed