等伯展へ その1

先日、長谷川等伯展に行ってきました。

友人から誘ってもらって初めて
この桃山時代の絵師の名前を聞いたのですが、
よくよく調べてみたら、
大学生の時に京都の智積院で「等伯さん」の絵に
出会っていたことが分かりました。
三十三間堂のそばの智積院は小さなお寺でしたが
とても印象に残っていたんです。
たぶん、やっぱりその「絵」を見たからだと思うんです。
誰の作かなんて、気にもとめていませんでしたが・・

そして、見に行こう!と友人と決めたその日の朝に
NHKの日曜美術館でちょうど等伯さんの特集をやっていて
よし、予習をしておこうーと思って見ていました。
最後の方で、彼の代表作「松林図屏風」が出てきて
これに魅せられてやまない現代のアーティストがいます、と
紹介されていた一人が、写真家の杉本博司さん。
ふーんと思って眺めていた私の目に飛び込んできたのは
” 「海」と名づけられる前の原初の海 “・・あれ??
U2のジャケットだー!とうれしいオドロキ。
最新作のジャケットの表紙は日本人の写真家の作品、
とは知っていたのですが、そうか、こんな人だったんだ・・。
こちらにそのエピソードがありますが、
これもまたビックリで面白いです。

さて、等伯展のつづきはまた次に書きます。
一ヶ月の短い展覧会、
もうちょっと長い期間やってもらえるといいのですが・・
東京では22日までだそうです。


ときわ

 


2010-03-15 | Posted in ... Blog ...Comments Closed