魔女の王国

一昨日、ゆうべと、郡山の友人が2泊していき、
今朝、帰っていきました。
部屋のあちこちに置き手紙してってくれたのが
宝探しゲームみたいで、
粋な計らいに、なんだか
泣けてきます・・

さて、先日の山小屋から車で30分のとなり村で
秋のお祭りがあるというので
行ってきました。

秋刀魚やイカ焼きや豚汁などいただきつつ、
昔の足踏み脱穀機などを
体験させてくれるコーナーも。
写真は唐箕(トウミ)という
米からもみがらなどを取り除く道具。

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手動で、風力と遠心力を使って分別します。
ほんとうによく出来てる道具です。
教えてくれたおじいちゃんが
やさしくて、サングラスが似合ってて
とってもかっこよかったです。

そのお祭りで、見知らぬおばさんが
すれ違いざまに「アンタはこの辺の人じゃないね!
気に入った!ここに住みな!!」と
いきなり気に入られたようで(笑)。
で、話してるうちにどうやらそのおばさんの
お庭が面白いらしく「来な、来な!」と
言ってくださるのでみんなでおしかけることに。

山の中を車で入ったところにある
そのおばさんのガーデンに行ってみたら、
そんじょそこらの植物園顔負けの広大さと
趣向と山野草の数々。

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おばさんは一人で世話してるみたいで
水やりだけで3時間かかるそう。
あっけにとられる一行。

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植物だけじゃなくて
きれいな小鳥のいる小屋がいくつも・・それに
メダカ小屋には一匹数千円というきれいなピンクや
白のメダカが20種類くらい。
みんなで目が回りそうに。
犬も猫もいるし。
あちこちで水の流れる音がするように
家の中まで設計されている。

091029-4.jpg

おばさんの王国・・というか
魔女の館で、彼女のその破天荒さにも
すっかり圧倒され、
また遊びに来ることを誓って
帰り路についたころには
みんなすっかり精気を抜き取られたように
ふらふらになってしまったのでした・・

山奥にはいろんな人が棲んでいる・・


2009-10-29 | Posted in ... Blog ...No Comments » 
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