Só você…


今年の(今年も)
ブラジル映画祭に
行けず、
サンバ作曲家の
カルトーラのドキュメンタリーを
見ることができなくて
あ〜ざんねん。なのですが、

カルトーラの
「Cordas de aço(鉄の弦)」という曲。

  ”Só você violão
  compreende porque
   perdi toda alegria”

 (ヴィオラォン(ギター)よ
  お前だけだ
  私がなぜ
  生きる喜びを失ってしまったかを
  知っているのは)


ギターに語りかけ、
ギターと心を通わせている
あたたかさに、
歌うたび、じーんと
感動するのです。

いつもそばにあるものを
愛おしむ心って
いいなあ、って・・・。


先週も、この歌を
ライブでうたっていて、
ひとりで、じーん、ときてしまってて・・・

そして、「鉄の弦」奏者、
小畑さんとの帰りの電車で
「これ、なおしたんだよね」って
ギターのソフトケースを
見せてくれました。
取っ手を、自分が持ったときの
バランスがいいように
縫い付けたんだそうです。
そして、上着の袖も・・・。

洋服屋さんでお願いしても
袖はやってくれないんですって。
ズボンの裾は直すのに。
だから、これも、
自分でつめたんですって。
縫い目きれいに、まつってありました。
小畑さん、あらためて、
すてきだなぁ〜って。

この、
なんでもかんでもある・使い捨て時代に、
素晴らしいなぁって、思いました。

私は、身の回りのものを
どれだけ大事にできているかなぁ・・・


2008-11-08 | Posted in ... Blog ...No Comments » 
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