五月のはじまり

今日も良い天気だなあ〜。
何をするにも最高。夜はAkagi Cafeでライブです。

1日、花屋さんに立ち寄ったらすずらんをおまけに
いただきました。フランスでは、5月1日にすずらんを贈る
習慣があるとか。贈られた人には幸福が訪れると
言われているそう。可愛い花だなあ。香りもいい。
とっても嬉しいなあ。

この日、ミルトン・ナシメントのライブが
ブルーノートであって、チャージが高いので涙をのんで
諦めようと思っていたところ、「行っておいでよ!」と
餞別までくれてポン、と背中を押してくれたご仁のおかげで
見に行くことが出来ました。 祖師谷万歳。
会場で音楽ジャーナリストB氏とばったり会い、同席させて
もらい、飲み物までごちそうになり、なんともありがたい
夜となりました。

ライブは、心洗われる声、音だった。
大地の恵みそのものだな、と思った。
ブラジルの、このようなスケールの大きい音楽を聴くと
風土の力を感じずにいられないです。

自分たちが今、生きているのことのありがたさ、
自分たちが、どこから来たのかを知り、
夢を持たなければならない・・・
“Maria, Maria”のルバートの部分で、強烈にメッセージが轟く。

物質的に情報的に豊かな東京だから
このような素晴らしいライブに接することが出来るのだけれども
でも、心の故郷、原風景を守っていかなければ
私たち自身の深みのある生活も芸術も失われてしまう、
そんなことまで思いが及んでしまいました。

ミルトンの歌声があまりに美しく、
東京があまりに変わりすぎるから・・・
2007-05-04 | Posted in ... Blog ...No Comments » 
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