2014-03
白鳩のような
桜開花のちょっと前に、街を、ココロを華やげてくれる白木蓮。
真っ白な大きな花々は、たくさんの白鳩が空に向かって飛んでいくよう…。
白鳩といえば平和の象徴。私にとって必ず思い出すのは、
母方のおばあちゃん。
おばあちゃんは、亡くなる時に遺言をいくつか残しており、
そのうちの一つがなんと「葬式の出棺時に白鳩を飛ばすように」
とのことでした。
木蓮の花々ほど大判振る舞いはできなかったですが、たしか3羽ほど、
出棺合図のラッパと同時にカゴから空に向かって飛ばした様は、
「なんだかおもしろい遺言だなあ」と不思議に思いつつも、
涙をしっかりと誘ってくれたものです。
さあこれから桜の本番です。
花はその瞬間にしかない風景を楽しみつつ、
過去に見たときの、一緒に見た人のことや、思い出も蘇らせてくれるのが
何ともいいなあと思います。花も季節も、いのちも、みんな
めぐりめぐっているなぁ、って。
2014-03-29 | Posted in ... Blog ... | Comments Closed
Studio WUU ありがとうございました。
先週16日のStudio WUUでの音楽会へお越し下さったみなさま、
本当にありがとうございました。
「Primavera~音楽の花ひらく、春。~」と題して、
近田ゆうきちゃんのステージ、そして私のと、お送りしました。
最後には出演者4人全員で演奏して、楽しかったなぁ。
ゆうきちゃんのオリジナル曲をいくつか聴けて、
とくに「5月の光」という曲がとても素敵でした。
須藤さん(p)の遊びごころあるピアノも絶妙、かつ
しっかりと歌を支えているのが素晴らしかったし、
新美くん(g)が伴奏した「Todo o sentimento」もよかった〜。
私は須藤さんに、タンゴを一曲伴奏をお願いしました。
はじめて歌ったピアソラの「Balada para mi muerte」。
大船に乗った気持ちで歌い、なんだか一曲だけじゃ
勿体ないような、物足りなかったような…。
須藤さんのタンゴピアノは、迫力と繊細さとが同居してました。
またいつか須藤さんにタンゴでご一緒させてもらいたいなと思います。
その流れからの…ヒロシマのバラはいささか強引だったか。
この日に、どうしても歌いたかったのですよね。
新美くん訳詞の「蝉のように」は歌うと必ず誰かが
共感してくださり、この日も言ってもらいました。
ひとすじの光が差し込む、希望の歌なんだと思います。
この歌にはこれからも大事に向き合っていきたいです。
…長くなってしまいました。以下セットリストです。
1. AMAPOLA
(Jose Maria Lacalle/Luis Roldan/日本語詞:湯川れい子)
2. 私の大地から− Da minha terra
(Nilson Chaves/Jamil Damous/日本語詞:木下ときわ)
3. 蝉のように− Como la cigarra
(María Elena Walsh/日本語詞:新美博允)
4. 美しい人よ− La violetera
(José Padilla/日本語詞:大貫妙子)
5. Balada para mi muerte
(Astor Piazzolla/ Horacio Ferrer)
6. ヒロシマのバラ− Rosa de Hiroshima
(Gerson Conrad/Vinícius de Moraes/訳詞:木下ときわ)
7. 旅人の歌− Caçador de mim
(Milton Nascimento/日本語詞:木下ときわ)
8. 愛はここに − Sou Eu
(Isolda/Eduardo Dusek/日本語詞:新美博允)
9. 海へ来なさい
(星勝/井上陽水)
アンコール:(4人で)
1. Este seu olhar / Só em teus braços
2. Tristeza
photos by kenさん、いつもありがとうございます。
2014-03-23 | Posted in ... Blog ... | Comments Closed
2014年4月19日(土)Cafe MURIWUI
東京都世田谷区祖師谷4-1-22-3F
小田急線「祖師ヶ谷大蔵」駅より
ウルトラマン商店街を北へ、徒歩6分
演奏:19:00
料金:投げ銭+order
出演:
■木下ときわ (vo) 新美博允 (g)
テラスの風と珈琲と音楽と。カフェ・ムリウイは、
ライブの心地よさをひときわ味わえる場所です。
ご予約は要りません。当日ふらりとどうぞ♪
http://www.ne.jp/asahi/cafe/muriwui/index.html
2014-03-18 | Posted in 未分類 | Comments Closed