2012-09

第５１回　「人はなぜ歌うかー永六輔」より

霧の鳳来寺山

ライブの晩は小学校に宿泊して、翌朝鳳来寺山を散策しました。
晴れていれば小学校から参道をずっと歩いて登りたかったのですが、
雨がしっかりと降っていたので、山の反対側の「山頂駐車場」まで
車で行き、そこから少し歩いてみることにしました。

駐車場からほどなく歩くと、とつぜんに、ぱーっと絶景が広がるので、
一緒に行ったみんなで歓声を上げました。

切り立った断崖絶壁に深い霧、遠くにちいさな社も見えて、
「日本昔ばなし」の世界に入りこんだみたい。

昔むかしは山全体が修験道場だったそうです。
険しい崖を文字どおり命がけで、のぼったんだろうなぁ。
もう使われていない古い宿坊もありました。

天気が逆に幸いしたのか、すっきり晴れていたら、
ここまで霊山の空気を味わえなかったかもしれません。

東照宮にて。狛動物好きとしては、ひっそり座っていた奥のこの狛さんに
重みを、感じました。

ちょっとずつ、日が射してきました。

小さな古い仏さんも、昔むかしから大事にされてきたのでしょう。

鳳来寺本堂。絵馬に丸い鏡がついているのが独特です。
キラキラ光ってきれいです。

帰る頃には霧がどんどん上がっていくのが見えました。

散策後に寄った湯谷温泉・温泉宿の受付嬢。

帰りの高速から見える夕雲がすっかり秋色でした。

自分用のおみやげに、「菊芋の味噌漬け」と「新城茶」を
買いました。どちらもお手頃値段でおいしいです。

いい景色も見られて、本当にありがたい鳳来寺山滞在でした〜。

ライブの様子

舞台のすすき、彼岸花、すぐそこで鳴いている虫たちの声…。
秋の始まりのちょっぴりひんやりした空気の中で、
気持ちよく歌わせてもらいました。

わたしも新美くんも、顔がテカりやすいんですよね。。

photos by Bちゃん。ほんとにありがとう〜。

会場の外でお茶を飲みながら聴いてくださったお客さんもいらして、
「夜空を見ながら歌を聴けて、本当に心地よかった」と
言ってくださり、うれしかったです。

「外国語の曲が、言葉が分からなくても伝わってくるようでした」と
話してくださった方も。もう…ほんとうに、
「歌って、よかったぁ〜」と安堵しました…

外国の曲も、日本の曲も、一曲一曲の「まごころ」を
伝えられるように、これからもがんばっていこう、と思いました。

ブログに写真を載せてくださった方も。
http://oyausagi.dou-jin.com/Entry/286/
そう、ライブ前に話しかけてくださったんですよね。
「親うさぎ」さんとおっしゃるのですね。
すてきなブログ、ありがとうございます！