2007-01

プラッサ・オンゼ

昨日はプラッサ・オンゼの25周年ライブでした。

リハ&準備中から、お店にじゃんじゃん電話がかかってきて、
「準備ができない!!」とカンカン(!)だったクラウジアさん。
相変わらずの、怒り具合です(失礼、)

クラウジアさんからは、プラッサで演奏するたびに
厳しいけど真っ当なことを言ってもらえて
それがどれほど、私を変え、励みになったか・・・
こういうこと、言ってくれる大人って、もう
ほとんどいません。

クラウジアさんは、もともとお店にはいなかったのですね。
ご主人が亡くなられた後を引き継いで13年、
日本におけるブラジル音楽のライブハウスとしては
深い歴史を持つ、老舗です。
節目の記念の日に、楽しく演奏させてもらいました。
パーカッションの誠司さんは素晴らしくて、
ボファーナのみなさんも、あたたかくて、素敵だったな。
思い出深い夜でした。

帰り際、クラウジアさんから
お腹にパンチ!をくらいました(☆ ☆)
「しっかりしなさいよ!」ということなのでしょう。
うー、店主からパンチされたの初めて。
しっかり、受け止めましたぁ。
これからもがんばるぞ。
2007-01-25 | Posted in ... Blog ...No Comments » 

 

アマゾンの森

昨日は、銀座の家具屋さんのギャラリーにて
NGO熱帯森林保護団体代表の南研子さんの
出版記念パーティーで、ミニライブをしてきました。

研子さんは、17年間、毎年アマゾンの現地に赴いて
森林保護や、インディオ文化の記録、教育・医療などの
支援活動をされている女性です。


8年くらい前に、私の実家のカフェを開店する時に
研子さんと知り合って、その時に聞かせてもらった
アマゾンやインディオの話に、
私はとてつもなく大きな衝撃を受けました。

貨幣制度をもたない、インディオの人たちの暮らしが
文明社会でもまれて生きている私たちには想像もつかないほど
豊かで穏やかだということを、研子さんは話してくれました。


地球の酸素の3分の1を生み出しているアマゾンの森が
ここ数年、急激な勢いで減っているそうです。

ここ日本で健康にいいからとブームになっている
納豆の原材料である大豆の畑、
ガソリンに代わる新しい燃料として注目されている
エタノールの原料であるさとうきびの畑に
変わっているそうです。


遠い地球の裏側のことだけれど、私たちの生活とは
決して無縁ではないアマゾンの問題を、
どう考えたらいいのか、何をしたらいいのか、
研子さんは時々開いている講演会や、出版した本で
教えてくれます。

研子さんは、普通の人間じゃない感じの、、
パワーとユーモアとやさしさを持った女性で、
彼女の講演では、面白く分かりやすく、アマゾンのことを
紹介してくれて、毎回目から鱗・・・どころではなく
心で涙の大嵐を吹かせています。

今年は7月〜9月、川崎市の岡本太郎美術館で
インディオ文化を紹介する「カヤポ展」が催されるそうで、
これも楽しみなのです。

熱帯森林保護団体

研子さんの本「アマゾン、森の精霊からの声」
2007-01-19 | Posted in ... Blog ...No Comments » 

 

火と土と、 風と水と

もうだいぶ前のことですが、ブラジルに行った時
パラナ州の田舎町で、日系人のお母さんたちが
自分の家の畑で採れた大豆で、味噌や豆腐、納豆を
作っていたのを見て、「私は日本人なのに
いつも食べている物の、作り方も知らないなあ。。」と
恥ずかしいような、残念な気持ちになったことが
ありました。日系お母さんたちが、すごく
たくましく、目に映った、そんな思い出があります。


でも、でも・・・
今回、郡山プレイタイムカフェのよしえさんから
お誘いと手ほどきを受け、福島県旧都路村で
初めて味噌作りを体験して来ました!

よしえさんを始め郡山のお仲間のみんな、そして、
作業場を取り仕切っている、山の主のような雰囲気の
佐藤さん、仁さんの頼もしい姿を、
後から追っかけるようにして、作業をしてきました。
味噌だけでなく、豆腐も作ったんですよ。
じつにじつに、楽しかったです。

火と、土と、風と、水とたわむれて、一緒に
作業して、エネルギーをもらった感覚です。

今、シベリア・アルタイのシャーマンの本を
読んでいるのですが、その中に
「時間の性質は、地球上の場所によって物理的に
異なるものだ」というようなことが書いてあって、
何だか大げさかもしれませんが、この日、
この山の中では確かに、ゆっくりと
しっかりと、時間が流れていたのを感じました。


作業が一段落して日が傾いてきた頃、
「事務所にそっちから入って!」と言われて
<ガラ>とドアを開けたら
「♪ハッピバースデートゥーユ〜♪」と
みんなが合唱で迎えてくれました。

((!!☆★%$#W*!☆!))

サブライズなんて、”ビバヒル”とかでしか見たことが
なかったのに、実際に自分がやってもらっちゃって
ほんとにオドロいて、感激して、
涙が出そうになってしまいました。でも
無理矢理こらえてしまって、、今思えば
こらえることもなかったのに、と。昔っから私、
こうなんですよね。。


樽に仕込んだ味噌は、8月の土用の頃に
天地替えをして、来年の今頃、熟成されて
出来上がりです。

一年間、わくわく気分で過ごせそう。


{ 味噌作り体験実況コーナーです }

薪を燃やして
大きな鋼の釜で大豆をゆでます。

沸騰してきたらアクを取ります。

やわらかくなった大豆を
ミンチにします。

塩と、米こうじを細かくして
混ぜ合わせます。

大豆ミンチが
人肌くらいに冷めたら、
塩&米こうじと混ぜ、練って
ソフトボール大にして
樽へ投げ入れます!ストライク!

カビが入らないように
ふちに塩をまぶして
直射日光のあたらない所に
一年間保存します。
2007-01-14 | Posted in ... Blog ...No Comments »